デッドリフトは何キロからすごいの？一般の平均や世界記録から考えてみた

デッドリフトは、スクワットやベンチプレスと並んで筋トレBIG3とも呼ばれる種目です。

そんなデッドリフトですが、ベンチプレスなどと比べて何キロを上げたらすごいのかわかりにくいですよね。

そこで本記事では、

などをご紹介します。

これによって自分がデッドリフトを何キロ上げられたらすごいのかという指標になればと思います。

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デッドリフトは何キロからすごいと言えるのか？

デッドリフトの重量は、体重によって何キロからすごいと言えるのか変わってきます。そのため一概には何キロからすごいとは言えません。

当然、筋肉量が多いと体重も重くなるため、MAX重量も重くなります。

一般的には初心者の方は自分の体重と同じぐらい、上級者で体重の2倍を持ち上げると、すごいと自慢しても良いでしょう。

そこで、以下では一般人のMAX重量平均についてまとめてみました。

男女の体重別平均重量【初心者編】

【初心者男性の体重別デッドリフト平均値】

【初心者女性の体重別デッドリフト平均値】

初心者

男女の体重別平均重量【中級者編】

【中級者男性の体重別デッドリフト平均値】

【中級者女性の体重別デッドリフト平均値】

男女の体重別平均重量【上級者編】

【上級者男性の体重別デッドリフト平均値】

【上級者女性の体重別デッドリフト平均値】

有名人のデッドリフトMAX重量

【MLB・ロサンゼルス・エンゼルス　大谷翔平選手】

デッドリフト225㎏を軽々持ち上げる姿がYouTubeで公開されています。

この映像は2021年のもので、この時よりもさらにパワーアップしており、現在は260㎏を持ち上げていると報道されています。

しかし、大谷翔平選手のデッドリフトはヘックスバーを使用しており、通常のデッドリフト＋50㎏は上げられると推定されます。

大谷翔平選手がパワーベルトなどを装着していないことも考えると、通常のデッドリフトで200～220㎏ぐらいは持ち上げられるのではないでしょうか。

大谷翔平選手の体重は推定で95～105㎏の間ぐらいとされいますので、上の表で見ても上級者の部類に入ると言えるでしょう。

【ボディビル日本一・横川尚隆選手】

JBBF日本ボディビル選手権で優勝し、日本一に輝いた横川尚隆さんはどのぐらい上がるのでしょうか。

動画では200㎏に挑戦し、失敗しています。

しかし、普段床引きデッドリフトの練習をしていないことから、練習をすればすぐに200㎏は上げられると考えられます。

横川尚隆さんの体重は、75㎏～80㎏ですので、上の表を見ても上級者クラスを遥かに超えていますね。化け物です。

【プロ野球・読売ジャイアンツ・中田翔選手】

読売ジャイアンツで活躍する中田翔選手はどのぐらい上がるのでしょうか。

動画ではハーフのデッドリフトですが、260㎏を上げています。

おそらく腰への負担を考えてハーフデッドリフトを行っていると考えられますが、床引きでも200㎏前後は上げられるでしょう。

中田翔選手の体重は公式には107㎏とされており、大谷翔平選手と同様に上級者クラスの重量を上げています。

デッドリフトの世界記録

【男性のデッドリフト公式世界記録】

男性のデッドリフト公式世界記録は、アイスランドの俳優ハフソー・ユリウス・ビョルンソンが記録した501㎏です。

500㎏といえば、競走馬やホッキョクグマと同じぐらいの重さですから、そのすごさがわかりますね。

【女性のデッドリフト公式世界記録】

驚くべきことに、女性のデッドリフト世界記録は、パワーリフティング界で最も称賛される女性アスリート、ベッカ・スワンソンが305キロです。

しかも、ベンチプレスやスクワットなど、複数の種目で世界記録を保持しているのです。彼女はまさに世界一のストロングウーマンとして、その圧倒的な力と技術を発揮しています。

プロレスラーとしても活躍し、過去にはボディービルやパワーリフティングでも実績を残している彼女のすごさは、世界記録だけでなく、その経歴からも納得できます。

デッドリフトを強くするための方法

それでは、ここからデッドリフトを強くするための方法についてお伝えしていきます。

デッドリフトが強い人の特徴

デッドリフトが強い人の特徴は以下の3つが上げられます。

• 体全体の筋肉を均等に使える
• 正しいフォームで上げている
• 柔軟性が高い

デッドリフトで高重量を上げるためには、腕の力だけで上げようとしても上がりません。足や背中の筋肉など均等に使うことで負荷を分散して高重量を上げられるのです。

また、デッドリフトが強い人は正しいフォームで上げている人がほとんどです。これは正しいフォームでデッドリフトを行うことで、効率よく力を伝えることができるからです。

そして、柔軟性も大事なポイントです。柔軟性が高いと自分が持っている筋力以上の力を発揮することができるため、高重量を上げることが可能です。特にハムストリングスや背中の柔軟性が高いとデッドリフトにおいて高い効果を発揮します。

デッドリフトの正しいフォーム

以下は、デッドリフトの正しいフォームの手順です。

1. バーベルをセットします。
2. 足を肩幅よりもやや広めに開き、つま先を少し外側に向けます。
3. 膝をやや曲げ、背中をまっすぐに保ち、お尻を突き出します。
4. 両手でバーベルをつかみ、手の幅は肩幅よりも広めにとります。
5. 膝と背中をまっすぐに保ちながら、お尻を上げてバーベルを持ち上げます。背中が曲がらないように注意しましょう。
6. 上まで持ち上げたら、腰をしっかりと伸ばして、そのまま下ろします。バーベルを地面に置く前に、腰をしっかりと伸ばすことを忘れないようにしましょう。

注意点としては、背中をまっすぐに保ち、膝を過度に曲げないことが大切です。また、重量が重くなってきた場合には、スポッティングを受けるなどの安全対策も必要です。

デッドリフトのMAX重量を伸ばすトレーニング方法

デッドリフトの重量を伸ばすトレーニング方法としては、筋肉を大きくするトレーニングではなく、筋力を上げるトレーニングが必要となります。

例えば3～5回をギリギリ上げられる重量で5セット行うという方法があります。このように筋肉を限界まで追い込むのではなく、高重量・低回数のセットを組むようにすると効果的です。

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まとめ

いかがでしたか？

デッドリフトの重量について、一般人や有名人、そして世界記録を紹介しました。

「デッドリフトは何キロからすごいのか？」という質問に対しては、初心者であれば体重と同じぐらい、上級者であれば体重の2倍を上げられたらすごいと自慢しても良いレベルと言えるでしょう。

しかし、デッドリフトを行う目的によって目指すべき重量は異なってきます。もちろん重量を求めることは筋肥大にもつながるため悪いことではありません。

本記事を参考に、自分が目標とするデッドリフトの重量を見つけましょう。

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