筋トレにスマートウォッチを使用すると、効率的にトレーニングをすることが出来ます。しかし、数多くのスマートウォッチが存在し、その選び方には様々なポイントがあります。そこで、本記事では、筋トレに最適なスマートウォッチの選び方やおすすめ製品をご紹介します。
スマートウォッチは筋トレにおいて非常に便利なアイテムですが、その使い方によってはデメリットもあります。長時間の装着や充電の必要性、機能が複雑すぎる場合などがあります。それでも、スマートウォッチが持つ多彩な機能をうまく活用することで、より効果的なトレーニングができること間違いありません。
本記事を参考にして、自分にぴったりなスマートウォッチを見つけましょう。
筋トレに適したスマートウォッチの選び方」

筋トレの効率を上げる機能
心拍数計測があるとトレーニング効果を上げられる
スマートウォッチは、心拍数を正確に計測することができます。心拍数は、運動中の負荷を測定する上で非常に重要な指標であり、心拍数が高ければ高いほど、運動の強度が高くなります。心拍数を測定することで、トレーニングの効果を評価し、最適なトレーニングプランを作成することができます。
カロリー消費量計測や歩数測定があるとダイエットに便利
スマートウォッチは、カロリー消費量を計測することができます。カロリー消費量は、運動中に消費するエネルギー量を示す指標であり、運動の強度や時間に応じて異なります。カロリー消費量を測定することで、トレーニングの目的に応じた運動量を確保することができます。
また、スマートウォッチは日常の活動量を測定することができます。ステップ数は、歩いた距離や移動した距離を計測することができます。ステップ数を測定することで、日常生活でどれだけの運動を行っているかを把握し、運動不足を解消することができます。
睡眠時間計測で筋トレの効果アップ
スマートウォッチは、睡眠時間を計測することができます。睡眠は、トレーニングの効果に大きな影響を与えるため、十分な睡眠時間を確保することが重要です。睡眠時間を測定することで、睡眠の質や量を把握し、適切な睡眠習慣を身につけることができます。
GPS機能があるとランニングに便利
スマートウォッチには、GPS機能が搭載されています。GPS機能は、運動中の位置情報を正確に取得することができます。これにより、トレーニング中のルートや距離を測定することができます。また、GPS機能を利用することで、トレーニングの成果を地図上に可視化することができます。これにより、トレーニングの記録を見直したり、モチベーションを高めたりすることができます。
音楽が聴けるとモチベーションアップ
スマートウォッチの機能の一つに、音楽が聴ける機能があります。この機能を活用することで、筋トレのモチベーションを上げたり、疲れを感じたときにリフレッシュすることができます。
多くの筋トレ スマートウォッチは、Bluetooth機能を備えており、スマートフォンやタブレットと接続することで、音楽をストリーミング再生することができます。また、内蔵されたストレージに音楽をダウンロードして再生することもできます。
また、音楽再生機能を利用する場合には、イヤホンやヘッドフォンの接続も必要になります。Bluetooth接続が可能なイヤホンやヘッドフォンを使用することで、スマートウォッチとの接続がスムーズに行われ、音楽を快適に聴くことができます。
電子マネー決済が出来ると便利
筋トレ スマートウォッチの機能の一つに、電子マネーを利用できる機能があります。この機能を利用することで、財布を持ち歩かずに手軽にお金のやりとりができます。
筋トレ中にお金を持ち歩くことが難しい場合にも、スマートウォッチを利用して電子マネーを利用することができます。例えば、ジムで自販機で飲み物の購入やサプリメントの購入などにも利用することができます。
デザイン・形状などの選び方

見た目やデザインの重要性
スマートウォッチは、健康管理のための機能だけでなく、ファッションアイテムとしても使われます。そのため、見た目やデザインの重要性は高く、自分に合ったスタイルのものを選ぶことが大切です。カジュアルなデザインや、ビジネスシーンに合うスタイリッシュなものなど、用途に合わせたデザインを選ぶことができます。
重さの選び方
スマートウォッチを常時身に着けることが多いため、重さも選び方のひとつとなります。特に、スポーツ時には腕に負担をかけない軽いものを選ぶことが重要です。また、日常的に着用する場合でも、長時間着けているときに重さが気になってしまうと使い勝手が悪くなってしまうため、軽さにも注意が必要です。重さはスペック表などで確認できるため、自分に合った重さのものを選ぶようにしましょう。
一般的にスマートウォッチの重量は40-50g程度ですが、もっとも軽いスマートウォッチでは約20gとなっており、ほとんど付けている感覚がありません。
ランニングやトレーニング時に腕を動かすことで、スマートウォッチの重量によっては腕が疲れてしまうこともありますので、重量にも注意して選びましょう。
防水性能も重要
ジムでトレーニングをしていると、水泳やシャワー、サウナを利用したくなることもあるでしょう。そのような場合には、スマートウォッチの防水レベルに注目することが大切です。
一般的にスマートウォッチのスペックには、防水レベル30mもしくは防水レベル50mという表示があります。この中で、なるべく防水レベル50mを選ぶことをおすすめします。
実際に私も、トレーニング後にスマートウォッチを付けたままシャワーを浴びたり、水泳を楽しんだりしています。防水レベル50mであれば、水中でも安心して使用することができます。ただし、防水レベルには限度があり、長時間の水中利用や高温・高湿度の環境下での使用は避けるようにしましょう。
筋トレにスマートウォッチを使うメリット・デメリット

メリット
健康管理がしやすくなる
筋トレ スマートウォッチは、心拍数計測やカロリー消費量計測などの機能を備えているため、日々の健康管理に役立ちます。また、運動モードを切り替えることで、運動中のデータを正確に計測することもできます。
励みになる
筋トレ スマートウォッチは、達成感や目標達成の喜びを感じることができる機能が備わっているため、モチベーションアップにつながります。例えば、目標とした距離やカロリーを達成した時に、アラームやバイブレーションなどでお知らせしてくれます。
運動の幅が広がる
筋トレ スマートウォッチには、ランニングやウォーキング、サイクリングなどの様々な運動モードが備わっています。これにより、自分に合った運動を選ぶことができ、運動の幅が広がります。
デメリット
価格が高い
筋トレ スマートウォッチは高機能であるため、一般的なウォッチやフィットネスバンドに比べて価格が高い場合があります。また、機能が多い分、操作が複雑になる場合もあるため、使いこなすまでに時間がかかる場合もあります。
バッテリーの持ちが短い
筋トレ スマートウォッチは、様々な機能を備えているため、バッテリーの持ちが短い場合があります。特に、GPS機能を使用する場合や、音楽を聴く場合は、バッテリーの消費が激しいため、頻繁に充電する必要があります。
耐久性に不安がある
筋トレ スマートウォッチは、運動中に衝撃や汗などの影響を受けるため故障のリスクが付きまといます。防水性に優れたモデルや耐久性が高いものを選ぶと良いでしょう。
プロも愛用するおすすめのスマートウォッチ5選
HUAWEI Band 7 スマートウォッチ 1.47インチ薄型大画面
仕様 | HUAWEI Band 7 |
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サイズ | 縦44.35 x 横26 x 厚さ9.99 mm |
質量 | 約16g |
ディスプレイ | 1.47 インチ AMOLED |
ストラップ | シリコンベルト |
センサー | 加速度・ジャイロ・光学式心拍 |
対応OS | Android 6.0以上、iOS 9.0以上 |
防水 | 5 ATM 防水 |
動作環境 | -10 ~ 45℃ |
バッテリー持続時間 | 通常使用で14日間 |
【筋トレに適した機能】
- 24時間心拍数測定
- 血中酸素濃度の常時測定
- 睡眠分析
- ストレス値の測定
- ワークアウトの記録
- 歩数カウント
- 音楽プレイヤーの操作
- スマホ通知の確認
Xiaomi スマートバンド7 Mi band 7
製品名 | Xiaomi Smart Band 7 |
サイズ | 46.5×20.7×12.25mm |
重さ | 13.5g |
ディスプレイ | 1.62インチ AMOLED 190×490 326ppi 500nit |
常時表示ディスプレイ | あり |
センサー | 6 軸モーションセンサー PPG 心拍数センサー |
SpO2計測 | 自動 |
スポーツモード | 110種類 |
NFC | 非搭載 |
バッテリー容量 | 180mAh 最大14日間持続 |
充電時間 | 2時間 |
対応OS | Android 5.0以上 iOS 10.0以上 |
防水 | 5ATM |
Bluetooth Ver. | 5.2 |
【筋トレに適した機能】
- 歩数計
- 健康トラッキング
- 電話着信通知
- LINEなどアプリ通知
- 呼吸エクササイズ
- あらゆる運動に合わせたエクササイズモード
- スマホを探す
- 座りすぎアラート
- ワークアウトログ
- 音楽プレーヤー操作
Apple Watch Series 8
項目 | Apple Watch 8 |
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チップ | S8(64ビット搭載) W3 U1 |
ストレージ容量 | 32GB |
裏蓋の素材 | セラミック と サファイアクリスタル |
耐水性能 | 50m |
防塵性能 | IP6X |
皮膚温度センサー | 搭載〇 |
コンパス | 搭載〇 |
GPS | 搭載◯ |
Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
血中酸素濃度センサー | 搭載◯ |
気圧高度計 | 搭載◯ |
電気心拍センサー | 搭載◯ |
光学式心拍センサー | 搭載※第3世代 |
加速度センサー | 最大256G 転倒検出・衝突事故検出可 |
ジャイロスコープ | 搭載○ ハイダイナミックレンジジャイロスコープ |
スピーカー | 搭載○ |
マイク | 搭載○ |
Apple Pay | 対応 |
【筋トレに適した機能】
- アクティビティリング(毎日の運動量を自動計測)
- 決済機能(pey pey,ウォレット)
- 睡眠計測
- ワークアウト
- LINE
- 音楽再生(スマートウォッチ単体で可能)
ファーウェイ(HUAWEI) WATCH GT 3 Pro
特徴 | HUAWEI WATCH GT 3 Pro |
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サイズ | 縦46.6 mm × 横46.6 mm × 厚さ10.9 mm |
手首サイズ | 140-210 mm |
重量 | 約54 g(ベルト含まず) |
ディスプレイ | 1.43 インチAMOLEDタッチスクリーン |
材質 | チタン+サファイアガラス |
ストラップ | ブラックフルオロエラストマーベルト / グレーレザーベルト |
センサー | 加速度センサー / ジャイロセンサー / 磁気センサー / 光学式心拍センサー / 気圧センサー / 温度センサー |
ボタン | 電源ボタン+機能ボタン、回転式クラウン(リューズ)での操作に対応 |
充電端子 | ワイヤレス充電対応 |
対応OS | HarmonyOS 2以降 Android 6.0以降, iOS 9.0以降 |
防水 | 5 ATM、ダイビング(30 mまで) |
通信規格 | GPS内蔵(GPS + GLONASS + Galileo + BeiDou+ QZSS) / Bluetooth®対応 |
【筋トレに適した機能】
- バッテリー通常利用で14日間持続
- ワークアウト機能
- 睡眠計測
- 心拍数測定
- 音楽再生(スマートウォッチ単体で可能)
ガーミン スマートウォッチ 55 フォアアスリート
項目 | ForeAthlete 55 Grey |
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レンズ素材 | 化学強化ガラス |
ストラップ素材 | シリコン |
サイズ | 42 x 42 x 11.6 mm |
外周: 129-197mm | |
ディスプレイ | 直径1.04インチ(26.3 mm) |
解像度 | 208 x 208 ピクセル |
太陽光の下でも見やすい、半透過 | |
メモリインピクセル(MIP) | |
重量 | 37 g |
稼働時間 * | スマートウォッチモード:約14日間 |
GPS モード:約20時間 | |
防水等級 | 5 ATM |
カラー表示 | |
内蔵メモリ/履歴 | 200 時間分のアクティビティデータ |
【筋トレに適した機能】
- GPS機能
- 心拍数計
- 多様なスポーツモード(ランニング、サイクリング、水泳など)
- ステップカウント
- 睡眠モニタリング
- ストレスレベルの測定
- 女性向けの生理周期トラッキング
- スマートフォンとの接続機能
- 音楽プレイヤー
- ウォッチフェイスのカスタマイズ
- 防水機能
まとめ
スマートウォッチは、筋トレをサポートする機能が豊富で便利です。機能の選び方では、目的に合わせた機能や音楽再生、電子マネーなどの機能もあります。また、見た目やデザイン、重さも重要な選び方です。
筋トレに役立つスマートウォッチを選ぶ際には、目的や好みに合わせて機能やデザイン、重量を選び、自分に合った製品を選ぶことが大切です。
本記事を参考に、自分に合ったスマートウォッチを探してみてください。
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