オーバーワークについて知りたい人『最近、筋トレをしているとオーバーワークという言葉を良く聞くんだけど、トレーニングのやりすぎのことだよね?どれぐらいがオーバーワークになるのかな?』
そんな疑問にお答えします。
結論から言うとオーバーワークになることは誰でも起こりうることです。
しかし、どれぐらいの量、負荷を筋肉に与えたらオーバーワークになるのかという基準は存在しません。
人によって筋肉が耐えられる負荷は異なるため、一概にどのぐらいの負荷でオーバーワークになるということは言えません。
しかし、このようになったらオーバーワークだという判断基準は存在しますので、そのあたりを解説していきます。
筋トレにおけるオーバーワークとは?
筋トレにおけるオーバーワークとは、筋肉に過剰な負荷をかけ続けることで疲労が徐々に蓄積して回復が出来なくなっている状態のことをいいます。
いつもより重量が持てなくなるほかに、日常生活でも体がだるくなったり食欲不振や手足の痺れなどの症状が出る場合もあります。
この状態のまま、トレーニングを続けていても効果が得られないだけでなく、怪我のリスクも大幅に上がってしまいます。
オーバーワークになっていると感じたら、まずはしっかりと体を休めることが大事です。
オーバーワークになりやすい人
筋トレにおいてオーバーワークになりやすい人は、初心者ではありません。
中級者から上級者の方がオーバーワークに陥りやすい傾向にあります。
筋トレというものは徐々に負荷になれていくもので、初心者の頃はすぐに筋肉痛になっていたものが、中々筋肉痛にならなくなってきます。
この時に、しっかり追い込めていないのではないかと思ってどんどんトレーニングの回数を増やしたり、使用重量を伸ばしていくとオーバーワークになってしまう可能性があります。
筋肉痛にならないからといってむやみに負荷を強くしていくのは避けた方が良いでしょう。
どのぐらいがオーバーワークになるの?
どのぐらいのトレーニング量でオーバーワークになるのかという明確な基準はありません。
一般的には、筋肉は1部位あたりギリギリ10回上げられる重量で3セットもやれば十分筋肥大すると言われています。
しかし、YouTubeなどを見ているとトップボディビルダーやトップフィジーカーの選手達が、とてつもない量のトレーニングをこなしている場面を見かけますね。
一見オーバーワークなのでは?と思いがちですが、例えば大胸筋であれば上部を3セット、中部を3セット、下部を3セットという具合に細かくわけてトレーニングをしているんです。
トップ選手達は、しっかり上部・中部・下部と狙って負荷を与えることができるのでこのようなボリュームのトレーニングが可能です。
これを初心者の方が真似してしまうと、次の日にはとてつもない筋肉痛に襲われ、しばらくトレーニングが出来ない状態になってしまう可能性があります。
このように、必要なトレーニング強度は人によって異なるため、他人のトレーニング量を真似することはあまりお勧めできません。
自分自身の体と相談しながら、自分でしっかり追い込めたと感じる回数のトレーニングをしましょう。
オーバーワークになっていると感じたら?
『もしかしたらオーバーワークになっているかも?』と感じたら、まずはしっかりと休息を取ることを考えましょう。
そのままトレーニングを続けていても、効果が無いばかりか怪我のリスクが高まります。
そのような状態でトレーニングを続けても筋肥大は起きないので、気をつけましょう。
また、しっかり体を休めると同時に栄養にも気をつけましょう。
筋合成を高めるために、たんぱく質はもちろんのこと、炭水化物や脂質、ビタミンなどもしっかり摂取するようにしましょう。
こうすることで、体が早く回復してトレーニングが出来る状態までの時間が早くなります。
まとめ
いかがでしたか?
筋トレにおけるオーバーワークは、人によって強度・負荷が違うため一概には言えませんが、オーバーワークという状態は誰にでも起こりうることです。
オーバーワークになってしまっては、筋肥大の効率が悪いばかりかしばらくトレーニングが出来なくなってしまいます。
そうなってしまう前に、自分の体と相談しながら休息と栄養補給をしっかりと行うように気をつけましょう。
みなさんの楽しいトレーニングライフを応援しています。
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