
野球の冬トレーニングに悩む人『野球をする人にとって冬のトレーニングが大事というのは良く聞くけど、どんなトレーニングをしたら良いんだろう?』
そんな疑問にお答えします。
野球選手にとって冬の練習はとても大事で、ライバル選手やライバルチームと差を付けたい、差を縮めたい場合には冬トレーニングはかかせません。
この冬にどれだけトレーニングを積んだかどうかで、来春の成績が決まるといっても過言ではありません。
では、この冬にどのようなトレーニングをすればいいのでしょうか?
本記事では、野球選手が冬のトレーニングで行うべきトレーニングをご紹介します。
野球選手が冬にやるべきトレーニング
冬は基本的に、九州や沖縄など暖かい地域を除いて、練習試合や外での練習が思うように出来ない地域が多いです。
特に北海道や東北などでは、外でボールを使った練習がほとんどできずに室内でのトレーニングがほとんどになります。
そのため、多くのチームが冬の間は体力づくりや体づくりに励みます。
この体力づくり、体づくりをどれだけ真剣に行えるかで来春の成績が大きく変わってきます。
では、具体的にどのようなトレーニングを行えば良いのか解説していきます。
ウエイトトレーニング
まずは、体づくりの基本となるウエイトトレーニングです。
やはり現代の野球はほとんどの選手がウエイトトレーニングを行っており、このウエイトトレーニングによって打球の飛距離、投手の球速などを上げることができます。
また、怪我をしにくい強い身体を作る目的もあります。
このウエイトトレーニングの種目や頻度をいかに効率よく行うかで、同じ期間でも雲泥の差が出てきてしまいます。
※投手用ですが、野球選手おすすめのトレーニング方法を解説している記事です↓
投手におすすめのウエイトトレーニング 球速アップするには? MAX145キロ投手が解説
プライオメトリクストレーニング
プライオメトリクストレーニングとは、主にボックスや台などの上にジャンプして登ったり、着地してすぐにジャンプを繰り返したりするトレーニングです。
これによってジャンプ力、つまり瞬発力の向上が図れます。
このプライオメトリクストレーニングによって球速がアップしたという投手も珍しくありません。
ウエイトトレーニングだけでは瞬発力を鍛えることが出来ませんので、このプライオメトリクストレーニングもしっかり行うようにしましょう。
プライオメトリクストレーニングのやり方はこの動画がわかりやすいです↓
体幹トレーニング
体幹とは、頭部と四肢(手足)を除く胴体のことを指します。体幹トレーニングとは、胴体部分を強化するためのトレーニングです。
ウエイトトレーニングでは四肢を鍛えることが出来ますが、体の中心となる部分は鍛えにくいです。
野球では、守備、走塁、打撃、投球どの動作においても体幹を軸に力を発揮しています。
そのため、体幹トレーニングを行うことで体の軸のブレが無くなり、野球の動作のブレが無くなるということに繋がります。
体幹トレーニングのやり方は下の動画を参考に↓
自分の体重を管理しよう
こちらはトレーニングとは少し異なりますが、とても重要なことなのでしっかり行いましょう。
野球選手は、自分のポジション、自分のプレースタイル、自分が目指すプレースタイルそれぞれに適した体があります。
例えば足の速さが持ち味で、スピードを求めたい選手であればウエイトトレーニングばかりして体重を重くしてしまっては持ち味が生かせなくなります。
少し肥満気味の選手であれば、脂肪を落として筋肉を増やすことで体のキレが生まれて良い結果が残せるかもしれません。
このように、自分の体が自分のプレースタイル、自分の目指すプレースタイルにマッチしているのどうかを見極めて、体を変えていく必要があります。
そのためにも、自分の体重はしっかりと管理しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
野球選手が冬にやるべきトレーニングは上記で解説してきましたが、必ず冬の練習に入る前に自分の理想とするプレースタイルと今の自分の体がマッチしているのかチェックしましょう。
そして、今の自分に足りない部分を伸ばしながら、長所を伸ばしていくことを心がけましょう。
例えば、パワーが自慢の肥満体型の野手であれば、体重はあまり落としたくありませんね。そこで脂肪を減らして、筋肉量を増やすことで体重はあまり変わらずにキレのある体を目指すべきです。
この冬トレーニングを本気で取り組み、来春にはライバル選手・ライバルチームに差をつけてみませんか?

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