このページでは、投手が行うべきウエイトトレーニングについて解説してきます。
昔から投手は下半身が大事と言われて長距離のランニングをしてきた方も多いと思います。
しかし、現代では長距離のランニング(有酸素運動)をウエイトトレーニングと並行して行うと筋肉が付くのを邪魔してしまうとされています。
私自身も大学時代、有酸素運動とウエイトトレーニングを並行して行っていた時期がありましたが、その時はどんどん体重が落ちて、筋肉も減ってしまったという経験があります。
そのため、有酸素運動はなるべく行わず、ウエイトトレーニングと短いダッシュなどを取り入れていくと良いでしょう。
それでは、投手におすすめのウエイトトレーニングをご紹介していきます。
投手に必要な筋肉についてはこちら↓
球速アップに必要な筋力(筋肉)は?投手歴20年の145キロ投手が解説
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ブルガリアンスクワット
まずはブルガリアンスクワットです。
こちらは画像のようにベンチ台などの上に片足を乗せて片足だけでスクワットをします。
ブルガリアンスクワットで鍛えられる部位としては、
- 大腿四頭筋(太ももの前にある大きな筋肉)
- ハムストリング(太ももの裏側にある筋肉)
- 大臀筋(お尻の筋肉)
- 内転筋(太ももの内側の筋肉)
以上のように投手にとって大事な筋肉の大部分を鍛えることが出来る素晴らしいトレーニングです。
詳しいやり方は下記の動画を参考にしてください↓
引用:https://www.youtube.com/watch?v=epyZRNguiao
ブルガリアンスクワットは投手にとって必要な下半身の筋肉を一度に鍛えることが出来るとても効率の良いトレーニングです。
球速アップを目指す方は是非取り組んでみましょう。
キューバンプレス
キューバンプレスは肩のインナーマッスルである棘下筋を鍛えることが出来るウエイトトレーニングです。
インナーマッスルというとチューブを使って行うトレーニングが一般的ですが、キューバンプレスはダンベルを使ってある程度強い不可をかけることが出来る数少ないトレーニングです。
棘下筋は外旋筋群という筋肉群に属しており、速筋繊維が比較的多い部位です。
そのため、ダンベルを使ってある程度の負荷をかけた方が効率よく鍛えることができます。
みなさんも積極的に鍛えていきましょう。
ロシアンツイスト
ロシアンツイストとは腹筋を鍛えるトレーニングで、腹直筋、腹横筋、外腹斜筋、内腹斜筋と全ての部位を鍛えることができます。
特に身体を捻る動作を加えているので、投手の回転する力を上げることが出来ます。その結果球速アップにも繋がるということです。
体幹を鍛えるなら、是非ロシアンツイストを行ってください。
デッドリフト
デッドリフトは、画像のような床にバーベルを置いた状態から腰のあたりまでバーベルを持ち上げるトレーニングです。
デッドリフトでは、お尻、太もも、背筋といった投手に必要な筋肉を鍛えることができます。
効率よく大きな筋肉を鍛えることができるため、非常におすすめのウエイトトレーニングです。
スナッチ・クリーン
スナッチとクリーンは、球速アップ・瞬発力のアップに非常に効果的なトレーニングです。
管理人も、このトレーニングのおかげで球速がアップしたといっても過言ではありません。
クリーンは、デッドリフトの状態から上の写真のように肩の位置まで爆発的に引き上げるトレーニングです。
スナッチとは、クリーンと似ていますが、最後はバー頭上に持ち上げる所まで挙げるトレーニングです。
まずは、クリーンから練習していくと良いでしょう。
まとめ
以上で紹介してきたウエイトトレーニングは本当に球速アップに繋がるトレーニングで、おすすめです。
有酸素運動は、トレーニングの効果を弱める他、回復を遅らせてしまうというデメリットもあります。
そのため、野球の上達を遅らせてしまうことになります。
有酸素運動をしている時間があるのであれば、上記のウエイトトレーニングに力を入れることをおすすめします。
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